散歩中に動かなくなってしまう“散歩拒否”犬。その場で踏ん張り、動こうとしない姿は愛らしく、いぬ好きにとってはたまりません。X（ツイッター）では、雨の中、散歩に行きたがっていたポメラニアンが外に出た瞬間、動かなくなる姿が話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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かわいいカッパを来て雨対策はばっちり しかし、一歩も動かず
「雨でもどうしても散歩に行きたがっていたのに、出発したら歩かないし不機嫌になるいぬ」
そんなコメントとともに投稿された動画には、雨に打たれながら立ち止まるポメラニアンの姿が。水たまりに落ちる雨は大粒。強めの雨が降り注いでいます。
ネイビー色のレインコートを着て準備万端だったはずなのに、想像以上の雨だったことから散歩が嫌になってしまったのでしょうか。遠くを見つめて動きません。一度飼い主さんのほうを向いたものの、「どうしようかな」と逡巡しているように、視線はまた遠くへいってしまいました。
その姿がXに投稿されると、3000件近い“いいね”を集めました。リプライ（返信）には「我が家もまるで私が雨を降らしているかのように恨めしそうな顔します（笑）」「ここまでの雨だとは聞いてない」「こんなハズじゃなかった……って感じですねw」「ポメ“あるある”！」など、多くの声が寄せられています。
全力で拒否!? 散歩に行きたがっていたのにいざ外に出ると…
ポメラニアンの2歳「こまめ」くん。いぬにも人間にも積極的に絡んでいく、やんちゃな男の子です。その一方で、ほかのいぬにグイグイこられるのは苦手なのだとか。
そんなこまめくんは、散歩が大好き。雨の日でも嫌がることなく散歩に行きたがるそうです。
動画からもわかるように、話題の姿が撮影された日の天気はあいにくの雨でした。しかし、こまめくんはそんなの関係ないといった様子で、玄関でクルクルと回っていたそうです。
そこで飼い主さんは、外に出る準備をしてこまめくんと一緒にいざ外へ。しかし、外を見たこまめくんは開いた扉から外に出ようとしませんでした。小雨だと思っていたら想像以上の土砂降りに驚いたようです。無理矢理、外に出して歩かせてみたところ、あの全力拒否状態になってしまいました。
「この後、しばらく座り込んでましたが、余計に濡れると察したのか、うんちがしたくなったのか、急に吹っ切れたように走り出して、オシッコもうんちも高速で済ませました。そして、猛ダッシュで帰り、私のほうがずぶ濡れになってしまったんです（笑）」
散歩好きのこまめくんですが、強い雨の日の散歩は、今回のようなパターンになることがほとんどだといいます。
子どもが大きくなったあとにお迎えしたこまめくん
天真爛漫に成長したこまめくん。実は、お迎えするまでには、長い年月がかかったそうです。子どもたちがいぬとの暮らしを熱望していましたが、まだ幼かったこともあり、さまざまな理由でその希望を叶えることはできませんでした。
それから時が経って子どもたちが成長すると、今度は飼い主さんの配偶者さんがいぬをお迎えしたいと言うようになり、こまめくんが家族の一員になりました。飼い主さん夫婦の名前の頭文字を取って、「こま」と最初は呼んでいたそうです。すると、次女がアレンジした名前を提案しました。
「次女が『こまめ』ってかわいくない？ と言い出してそれ良い！ となりました（笑）。呼ぶときは、今でも「こま」です」
素敵な名前をもらったこまめくんは楽しい日々を過ごしながらぐんぐん成長中。こまめくんの普段の様子は、インスタグラム（koma.2021.1123）でも見ることができますよ。
○取材協力：こまめ成長記録（@gfPaOgtThRvy6QP）さん
