「光るパジャマ」眠るのに発光、なぜ?→子育て家庭からメリット続々「喜んで布団に入る」「暗闇で踏まない」

子どもを寝かしつけるお母さん ※写真はイメージ(japolia/stock.adobe.com)

子ども用の光るパジャマ。上着のフロント部分にキャラクターのイラストや写真がプリントされており、暗い場所で発光します。寝るときに着るのになぜ発光するのかーーこんな疑問が先日、SNS上で話題になり、「光るパジャマ」というワードがトレンド入りしました。

「布団への誘導がしやすい」「着替えが早くなった」

バンダイファッションブランド事業部は2007年から「光るパジャマ」シリーズを販売。

同社のリリースによると、光るパジャマの仕組みは「太陽光や蛍光灯などの光を吸収し、暗い場所で一定時間発光する『蓄光プリント』の技術」を用いています。

「光るパジャマ」(バンダイ提供)
「光るパジャマ」(バンダイ提供)

商品化のきっかけは、親子それぞれの悩みの声でした。

「『暗いところが怖い』というお子さまの声と、『夜なかなかパジャマを着てくれない』という親御さまの声から生まれました」(同社リリースから)

現在では15年以上販売を続けるロングセラー商品に成長し、2024年2月の時点で、累計販売枚数780万枚以上を記録しています。

「お客さまの半数以上がリピーターで、『子どもが自分からパジャマを着て布団に入るようになった』という親御さまの声や、『ヒーローがいっしょだから、暗いところも怖くない』というお子さまの意見が多く寄せられています」(同社リリースから)

「光るパジャマ」シリーズ(バンダイ提供)

SNS上では、子育て家庭からさまざまなメリットが報告されています。

「光るパジャマは寝かしつけしやすい」「布団への誘導がしやすい」「喜んで布団に入るようになった」「お風呂上がりの着替えが早くなった」「暗い部屋でも子どもの位置が分かる」「寝相を直すのに便利」など。中には、暗闇でも子どもの位置が分かるから間違えて踏まないで済むといった声も。

「光るパジャマの大人サイズが欲しい」「大人向けの光るパジャマもあればいいのに」「大人でもときめく」「大人用があれば夜ふかしが減らせそう」など、大人向けを要望する声も一定数ありました。

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