東日本大震災で被災した酒造会社が新しく開発した夏向け新商品が出荷 爽やかな飲み口と酸味が特徴 岩手・大船渡市

岩手県大船渡市の酒造メーカーが造る冬の看板商品「雪っこ」の夏向けの新商品の出荷が10日始まりました。

出荷が始まったのは、大船渡市の酔仙酒造が造る「純米うすにごり雪っこ」です。

2011年の震災で陸前高田市の工場が被災した酔仙酒造は、その翌年に大船渡市に酒蔵を再建。会社を支えてきたのがとろりとした口当たりが特徴の冬の看板商品「雪っこ」でした。

今回開発された新商品の「純米うすにごり雪っこ」は、爽やかな飲み口と酸味が特徴で、刺し身などの料理との相性も良いということです。この夏は、720ミリリットル瓶3000本、300ミリリットル瓶5000本が用意され、県内の酒販店やスーパーを中心に順次販売されます。

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