5月の景況感 7か月ぶりに改善 今後 自動車メーカの認証不正が「大きな影響を与える可能性も」個人消費は「一進一退が続く」と分析 広島

広島県内企業の5月の景況感が7か月ぶりに改善したことが、民間の調査会社の調べでわかりました。

帝国データバンク広島支店が県内企業266社から得た回答によりますと、5月の景況感を示す指数は前の月より0.9ポイント上昇しました。改善は7か月ぶりだということです。

「建設」と「運輸・倉庫」が4か月ぶりに「改善」した一方、「製造」は自動車生産の減少などの影響で4か月連続で「悪化」しています。

帝国データバンクでは、マツダなど「自動車メーカー5社の認証不正の問題は地域経済に大きな影響を与えそうだ」としてます。

県内の景気については「物価上昇で個人消費の冷え込みも懸念され、当面、一進一退の状況が続くだろう」とみています。

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