2023年4月末で閉店した岩手県奥州市の商業施設「メイプル」について、市は10日、施設の復活に向けて東京の企業と連携協定を結びました。
奥州市と連携協定を結んだのは、東京に本社のある不動産やコンサルティング事業などを手がける「Keeyls」です。10日は市役所で、倉成淳市長と大貫功二代表取締役CEOが協定書にサインしました。
奥州市水沢の中心部にある商業施設のメイプルは、当時の運営会社の経営悪化で2023年4月末で閉店。その後8月に市が取得し10月から管理しています。
市と「Keeyls」は今後、テナントの選定。コワーキングスペースや会議室の設置など、施設の復活に向けたプランの作成を協力して進めます。プラン作成には、3か月から半年ほどかかる予定で、市は最終的に施設の民間譲渡を目指すということです。