おやつ・ビールのお供に JA松山市管内でエダマメ収穫最盛期

収穫したてのエダマメを手にする八束直哉さん=10日午前、松前町徳丸

 需要が見込まれる16日の「父の日」に向け、愛媛県内最大のエダマメ産地、JA松山市管内で収穫が最盛期を迎えている。収穫は9月まで続き、県内や京阪神の市場に約28トン(前年比75%増)の出荷を見込む。

 JAの担当者によると、管内では30~80代の37人が約4.7ヘクタールで「サヤムスメ」などを中心に4品種を栽培している。昨年は梅雨入りが早かった影響で生産量が少なかったが、今年は2月以降、気候が温暖で生育は早め。3月の低温で生育に鈍化が見られたが、ビニールで囲い、温度管理を徹底して発育不良を防いだ。平年よりさや付きが良く収穫量も増えている。

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