「ハナショウブ」山里で優雅に 西予・三瀬さん管理の2000株

西予市城川地域の山あいで見頃を迎えたハナショウブ

 愛媛県西予市城川町遊子谷の三瀬辰夫さん(92)が管理する「花菖蒲(しょうぶ)園」で、色とりどりの約2千株が見頃を迎えている。今月中旬まで楽しめそう。

 同園は、トマトや米を栽培していた三瀬さんが「人を喜ばせたい」と棚田の一部を活用して2007年ごろから整備。21年に85歳で亡くなった妻のマサヱさんとともにハナショウブを栽培し、近年は住民らの協力も受けながら、山里の風物詩となっている。

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