“大谷翔平2世”の止まらぬ猛打「スーパーマン」 快挙目前…リアル二刀流で衝撃弾

クレムゾン大戦で本塁打を放ったフロリダ大のジャック・カグリオーン【写真:Getty Images】

フロリダ大のカグリオーンがリアル二刀流で今季33号

ドジャース・大谷翔平投手の“2世”として注目が集まるフロリダ大の二刀流左腕、ジャック・カグリオーン内野手が9日(日本時間10日)、スーパー・リージョナルの第2戦で今季33号を放った。同大学の通算記録まで残り1本に迫り、SNSでは「この男はとんでもない」「スーパーマン」と驚きの声があがった。

この日、「2番・投手兼指名打者」のリアル二刀流で出場。0-0の初回無死一塁でエイダン・クナック投手から打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離432フィート(約131.7メートル)の豪快弾を放った。今季33本目のアーチに球場は大熱狂に包まれた。

米メディア「CBSスポーツ」でフロリダ大学野球部の番記者を務めるジェイコブ・ラドナー氏によると「彼は2シーズン連続で30本打った唯一のSEC(サウスイースタン・カンファレンス)選手。あとHR1本で、フロリダ大学でのマット・ラポ―タの通算(HR)記録に並ぶ(74本)」という。

投げては100マイル(約161キロ)を超す剛速球を持ち、大谷を彷彿させる二刀流で「ジャックタニ」の愛称もついた。昨夏の日米大学野球では阪神のドラフト1位、下村海翔投手から豪快弾。今夏の全米ドラフト1位候補の21歳は「オオタニにみたいになりたい」と願望も明かしていた。

米大学野球サウスイースタン・カンファレンス公式SNS「SEC Baseball」も「超凄い……。ジャック・カグリオ―ンはとにかく非現実的だ」と綴るとファンも「大学レベルでこれまで見た中では一番の逸材かも」「ジャック・ショウヘイ・カグリオ―ン」と注目していた。(Full-Count編集部)

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