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カブスの今永昇太投手(30)が9日(日本時間10日)に敵地シンシナティでのレッズ戦に先発し、6回2/3を投げて5安打2失点、7三振1四球の好投で5月1日以来の6勝目(1敗)を挙げた。防御率1・96。チームは4―2で勝った。
試合後、左腕は「スムーズに腕が振れたり、体が回ったりとかが戻った」と久々の白星を振り返った。
新天地で開幕から飛ばした今永だったが、ここ2試合は計12失点。メジャーの壁にぶつかったが原点に戻ることで乗り越えた。「やはり、体がベストなコンディションでないと相手に通用しない。すべてもう一度見直して、いいコンディションでマウンドに上がろうと思った」と試行錯誤が実ったという。
同僚・鈴木も3安打で今永を援護。DeNA時代、投球について思索し「投げる哲学者」と言われた左腕が打たれる原因を考え抜いたことで復活した。「勝っていても負けていても、自分のメンタルは変わらない」と笑った左腕がこのまま調子を維持できるか。