西条市長選、玉井氏3選立候補正式表明 「古里を次世代に引き継ぐ」

市議会本会議で、西条市長選への立候補を表明する玉井敏久市長=10日午前

 任期満了(11月27日)に伴う愛媛県西条市長選で、現職の玉井敏久氏(60)=無所属、同市丹原町高松=は10日、3選を目指して立候補すると正式表明した。市議会定例会本会議で3期目への意向を尋ねた一色輝雄氏(西条自民ク)の一般質問に答えた。

 玉井氏は、市の最上位計画として策定中の第3期市総合計画を挙げ「人口減などに向き合う行政運営を強いられる中、古里を次の世代に引き継ぐのが大きな使命だ」と強調。検討を始めた地域医療体制の再構築や市立学校規模適正化にも言及し「ハードルの高い課題に立ち向かい、将来に道筋をつけるには道半ば」と続投を目指す理由を述べた。公約については「しかるべき時期に示す」とした。

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