【ガーデニング】開花が長い&コスパよし!いま植えて秋まで楽しめる多年草・一年草7選

せっかく植物を育てるなら、できるだけ長く花を楽しみたいもの。

開花期間の長い植物を植えると、植え替えの回数も減り、お世話もグンとラクになります。

そこで今回は開花が長く、コスパもよい多年草や一年草を参考価格などの情報とともに紹介します。秋まで楽しめる植物なので、さっそくみていきましょう。

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この記事で紹介する「秋冬まで楽しめる多年草・一年草」

【写真1枚目/全9枚】ヒラヒラと舞う小さな蝶のような「ロベリア」など、2枚目以降で「いま植えて秋まで楽しめる多年草・一年草」紹介します!
  • ジニア
  • マリーゴールド
  • アンゲロニア
  • カリブラコア
  • センニチコウ
  • ニチニチソウ
  • ロベリア

開花が長く、コスパもいい!秋冬まで楽しめる多年草・一年草おすすめ7選

ジニア

カラフルな花色と多様な形が楽しめる「ジニア」
  • 学名:Zinnia
  • 科名・属名:キク科ヒャクニチソウ属

ヒャクニチソウとも呼ばれるジニアは、カラフルな花色と多様な形が楽しめる一年草です。定番の一重咲きもおしゃれですが、ポンポン咲きはダリアのような華やかさが特徴です。

暑さに強く、夏も元気に乗り越えられる強健な性質です。水をたっぷり与えると花つきがよくなります。乾燥には注意しましょう。

※参考価格:200~400円前後(3号ポット苗)

マリーゴールド

華やかでおしゃれな花が咲く「マリーゴールド」
  • 学名:Tagetes
  • 科名・属名:キク科マンジュギク属

マリーゴールドはオレンジやイエロー、アプリコットカラーやバニラカラーまで、華やかでおしゃれな花が咲く一年草です。公園の花壇などに植えられていることも多く、日本ではお馴染みの植物です。

とても強健な性質なので、特別な世話も必要ありません。12月まで開花するので、非常に長く楽しめる植物です。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

アンゲロニア

アンゲロニア
  • 学名:Angelonia
  • 科名・属名:オオバコ科 アンゲロニア属

アンゲロニアは、初夏から秋まで可愛らしい花が咲く多年草(一年草扱い)です。真っ直ぐに伸びる茎に、パープルやピンク、ブルーの花を、たくさんつけるのが特徴です。

暑さには強い性質なので、水はしっかりと与え、水切れには注意しましょう。寒さには弱めです。

※参考価格:300~600円前後(3号ポット苗)

カリブラコア

ペチュニアを小さくしたような可愛らしい「カリブラコア」
  • 学名:Calibrachoa
  • 科名・属名:ナス科カリブラコア属

カリブラコアは春から秋まで開花する多年草(一年草扱い)。ペチュニアを小さくしたような可愛らしい花が特徴で、とくにアンティークカラーの品種は大人っぽい雰囲気です。

秋冬まで開花するので、シックな色合いを選んでみるのもよいでしょう。

※参考価格:300~900円前後(3号ポット苗)

センニチコウ

ポップで可愛らしい雰囲気が魅力の「センニチコウ」
  • 学名:Gomphrena
  • 科名・属名:ヒユ科センニチコウ属

パープルやホワイトの丸い苞が可愛らしいセンニチコウも、秋まで長く開花する一年草です。寄せ植えや花壇に植えると、ポップで可愛らしい雰囲気も楽しめます。ペンタスやジニアなど、夏に開花する植物とも相性が抜群です。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

ニチニチソウ

清楚な花と濃い緑の葉が爽やかな「ニチニチソウ」
  • 学名:Catharanthus roseus
  • 科名・属名:キョウチクトウ科ニチニチソウ属

強健な性質のニチニチソウは初心者も育てやすい一年草です。ホワイトやピンクの花色、シンプルな花の形、濃い緑の葉がガーデンを爽やかに彩ります。爽やかさを演出するなら、ホワイトカラーがおすすめです。

暑さにも負けずに開花しますが、水切れしやすいので水やりには注意しましょう。

※参考価格:200~500円前後(3号ポット苗)

ロベリア

MNStudio/shutterstock.com
  • 学名:Lobelia
  • 科名・属名:キキョウ科ミゾカクシ属

ロベリアはヒラヒラとした繊細な花を咲かせる植物。一年草や多年草がありますが、注目の「ロベリア・アズーロコンパクト」は、株いっぱいにこんもりと花が咲く人気品種です。

夏越しはしやすい品種ですが、強い日差しは避けて涼しい場所で育てるようにしましょう。

※参考価格:500円前後(3号ポット苗)

まとめにかえて

今回は開花が長く、コスパもよい多年草や一年草を紹介しました。

植え替えが少ないと、購入する苗の数も少なくて済みますし、コスパの良さにつながります。せっかく購入した苗なので、元気に育てて少しでも長く楽しみましょう。

今回ご紹介した植物のなかには、高温多湿が苦手な植物もあるので、その場合は生育環境を変えたり、切り戻しなどのお世話が必要です。長く育てる分、定期的は施肥も忘れずにおこないましょう。

梅雨や夏は、多くの植物が苦手な季節でもあります。うまく乗り越えて秋までキレイな花を楽しんでくださいね。

【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

宿根草・多年草・一年草の違いとは?

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いも整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する

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