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群馬県内の4月の有効求人倍率は、前の月より0.04ポイント低下の1.4倍で3カ月ぶりに減少しました。
群馬労働局によりますと、求職者1人に対して何人の求人があるのかを示す4月の有効求人倍率は、1.4倍で前の月を0.04ポイント下回り、3カ月ぶりに減少しました。
新規求人数は、前の年の同じ月と比べて2.2%減の1万2229人で11カ月連続の減少です。また、新規求職者数は4.8%増の7867人でこちらは4カ月ぶりに増加しました。
新規求人数を産業別にみると、8つの業種のうち運輸業・郵便業は、ドライバー不足が心配される2024年問題への対策で37.1%増の783人と4カ月ぶりに増加しました。また、建設業も人手不足対策で11.9%増の1206人と8カ月ぶりに増加しました。
一方で食料品などの製造業は、物価高騰による節約志向の高まりなどが影響し2.6%減の1767人と13カ月連続の減少、また、卸売・小売業も15.2%減の1776人と3カ月ぶりに減少しました。
群馬労働局は「雇用情勢は持ち直しの動きに足踏みが見られる。物価上昇などが雇用に与える影響に十分注意していく必要がある」としています。