IPU環太平洋大学と韓国・釜山市の大学が協定 ダンスや演技などのパフォーマンス分野で相互交流【岡山】

韓国の大学と、ダンスや演技などのパフォーマンスを通じた交流が始まります。IPU環太平洋大学と韓国・釜山市の大学が協定を結びました。

12年連続大学日本一に輝いているマーチングバンド部。昨年、世界選手権で金メダルを受賞したダンス部。さらには世界選手権での優勝経験もあるチアーリーディング部。IPU環太平洋大学が誇るこれらの部活動に魅力を感じてラブコールを送り、岡山を訪れたのは、韓国・釜山市にある東西大学校です。

(東西大学校 張済国総長)
「学生がここにきて一緒に学生と交流できればと思うし、うちはミュージカルとかKポップとかそういうところに強い大学ですので」

東西大学校は経営・外国語・デザイン・映像メディア・スポーツなど、幅広い分野での教育を行う大学で、今年の春、ミュージカルエンタテインメント学科を新設しました。部活動で実績をあげている環太平洋大学に、表現教育を一緒に行いたいと申し出たものです。

きょう(10日)調停式が行われ、環太平洋大学の大橋学長と東西大学校の張総長が協定書にサインしました。

(東西大学校 張済国総長)
「若者同士の交流を深めていきたいと思います。お互いが理解する、そういう人材が育成できると思いますので」

(IPU環太平洋大学 大橋節子学長)
「とっても楽しみにしています。岡山は岡山発信のミュージカルをたくさん作ろうという兆しがありますので、合同でミュージカルのステージを作ろうじゃないかという話ができましたので、それも目指してみたいと思っています」

環太平洋大学では、表現教育を通しての協定の締結は初めてのことです。今後、お互いの授業での単位取得や交換留学、夏休みなどを利用しての交流などを計画、いずれ、共同でミュージカルの制作も行いたい考えです。

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