「めっちゃ楽しかった」小学生の笑顔が弾ける 高校生が企画した“ミニ運動会” キャリア教育の一環【岡山】

岡山県の公立高校で唯一「体育科」がある玉野光南高校の生徒らが「ミニ運動会」を企画しました。キャリア教育の一環で、地元の小学生とオリジナルの競技を楽しみました。

玉野市の鉾立小学校の全校児童と、玉野光南高校体育科の生徒あわせて約80人が一緒に汗を流しました。ミニ運動会は体育教諭やスポーツ指導者を目指す生徒が多い体育科のカリキュラムとして10年前から実施していて、生徒自ら競技などの企画・運営をしています。

この競技は雑巾をバトンに見立てた「雑巾リレー」です。普通の運動会では見かけない独自の競技やルールを取り入れるなど高校生が工夫を凝らし、体育館には小学生の笑顔がはじけました。

(参加した小学生)
「めっちゃ楽しかった。高校生がみんな優しくて良かった」
「いつもみんなと遊ぶより高校生といろんな体験ができて面白かった」

(玉野光南高校 体育科3年 初村滉正さん)
「すごく小学生の盛り上がりに感化されて、自分も盛り上がった部分もあったので、お互い小学生と高校生と楽しむことができて触れ合うことができて良かった」

玉野光南高校は、玉野市内のほかの小学校でも「ミニ運動会」を開催しています。

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