記録的大雨から間もなく11か月 治水対策の取り組みを紹介 災害への備え呼びかけ

去年7月の記録的な大雨から間もなく11か月です。

国土交通省秋田河川国道事務所は、治水対策の取り組みを紹介するパネル展を開いて、大雨への備えを呼びかけています。

「大雨災害を自分事として捉えてほしい」と、秋田河川国道事務所は治水対策の取り組みを紹介するパネル展を始めました。

去年7月の記録的な大雨による浸水被害の状況や、その後進められている河川改修工事の概要を伝えています。

秋田市は、都市の排水能力を超えて水があふれ出す内水氾濫による浸水の規模と地域を示した地図を公開しています。

1時間に150ミリ、1000年に一度の豪雨を想定してシミュレーションしたものです。

秋田河川国道事務所 流域治水課 田中益栄 課長

「自分の住んでいる地域のハザードマップとか公表されていますので、それらを確認していただきながら、自分がすべきところを改めて確認してもらえればいいなという風に思います」

秋田市の「内水浸水想定区域図」やハザードマップはホームページで公開されているほか、市役所でも配布されています。

このパネル展は、14日金曜日の正午まで開かれています。

© 株式会社秋田放送