渥美二郎が5年ぶり震災チャリティーコンサート「健康でさえいれば何でもできる」

チャリティーコンサートに出演した(左から)走裕介、若山かずさ、渥美二郎、角川博、島津悦子、永井裕子

歌手の渥美二郎(71)が10日、都内で行われた震災チャリティーコンサート「第26回 人仁の会」に出演した。

同イベントは、渥美主宰のもと阪神淡路大震災の被災者救済を目的として平成7年に発足した。コロナウイルスの影響により、5年ぶり26回目の開催となる。2011年以降は東日本大震災や熊本大分地震へのチャリティーも同時に行ってきたが、今回から能登半島地震への寄付も開始する。

シルバーのスーツで登場した渥美は5年ぶりの公演に「とにかく精いっぱい歌を歌って、皆さんの心に届けられるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

今年で72歳を迎える渥美は「来年再来年と続けられるように健康を維持したい。そろそろ健康が危うい」と自身の体を心配している様子。これに無反応の出演者や報道陣に対し「誰かなんかツッコんでよ!」と場を和ませた。実際に健康のために気を付けていることを問われると「睡眠と手洗い。単純ですけどそれがまず基本」と返答。その上で「健康でさえいれば何でもできる。仲間の顔を見ると元気が出るんですよね」と穏やかに語った。

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