ロシア軍機がフィンランド領空侵犯の疑い、フィンランド湾東部

[オスロ 10日 ロイター] - フィンランド国防省は、ロシア軍機が10日早朝にフィンランド国境の内側約2.5キロメートルの空域を飛行し、フィンランドの領空を侵犯した疑いがあると発表した。

国防省によると、領空侵犯の疑いがある飛行が行われたのはフィンランド湾東部で、飛行は約2分間続いた。

フィンランドのハッカネン国防相は「領空侵犯の疑いを深刻に受け止めており、直ちに調査を開始した」と述べた。

国防省によると、前回のロシア機による領空侵犯は2022年8月に発生。戦闘機2機がフィンランド湾上空のフィンランド領空に侵入した。

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