【移籍】クリスタルパレス加入決定的、鎌田大地がシリア戦前日に語ったこととは!?日本代表、広島新スタ初見参

日本で実施? 「最初のメディカルチェックをパス」とロマーノ砲。

[北中米W杯 アジア2次予選 第6戦] 日本代表 – シリア代表/2024年6月11日19:10/エディオンピースウイング広島

イタリア・セリエAのSSラツィオを2023-24シーズンで退団することが決まったサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF鎌田大地(Daichi KAMADA)が、イングランド・プレミアリーグのクリスタルパレスFCに加入することが決定的になった。

エックス(旧ツイッター)のフォロワー数2085万人を数える移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ(@FabrizioRomano)氏が、次のように自身のアカウントでレポートした。

「ダイチ・カマダがクリスタル・パレスの新たな選手として、すでにメディカル・テストの第一段階を終了。オリバー・グラスナーが強く希望するフリーエージェントとして、カマダはパレスに加入する。さあ、もうすぐ確定だ」

鎌田は日本代表の活動に参加中で、ミャンマーから広島に移動した。JFAに加え、Jクラブの協力を得たということだろうか。

その鎌田はミャンマー戦で中村敬斗の先制点をお膳立てし、自身のシュートで堂安律の2点目にもつなげるなど、改めて大きな存在感を示した(アジアカップにいたら……)。

27歳のセンターハーフは10日の取材対応では、翌日のシリア戦に向けて、次のように語っていた。

「(ミャンマー戦はよく指示を出していたが?)システム的(3-4-2-1)に相手の空くところが分かっていたので、そうなる組み合わせだったのもあります。(守田英正との関係性は?)代表の選手は上手い選手ばかりですし、ずっと一緒にやってきた選手もたくさんいます。守田くんがいるとすごくやりやすく感じますし、他の選手との関係性も良いです」

ミャンマー戦は62分とやや早めに交代している。シリア戦は“スーパーサブ”としてスタンバイする可能性が高い。チャンスが訪れれば、どのポジションで、どのような役割を担うのか。そして――イングランドへと向かうことになりそうだ。

年俸は500万ポンド(約10億円)(あるいは500万ユーロ/約8億5000万円)で、当初噂された5年契約ではなく、2年契約になる見込みだ。

『カルチョ・メルカート』によると、鎌田はラツィオに残留すると「口頭合意」に至っていて、仲介人が5月30日までにローマ入りしてクラブ側と最終的な交渉を行った。しかし「2年プラス1年」の延長オプションを行使した場合の契約解除金(移籍金)について交渉が決裂。アイントラハト・フランクフルト時代にUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇を成し遂げたグラスナー監督の強い要望もあり、クリスタルパレスから獲得オファーが届いていた。

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日本代表対シリア代表の一戦は6月11日19時10分から、広島の新スタジアムであるエディオンピースウイング広島で開催される。日本代表が同会場で試合を行うのは初めて。チケットは完売している。

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