大台に浄水装置導入へ 六価クロム検出受け対応、由利本荘市議会

 秋田県由利本荘市議会は10日、本会議を開き、東由利地域の大台飲料水供給施設に導入する浄水装置の経費などを盛り込んだ24年度一般会計補正予算案など5件を追加提案した。

 浄水装置の導入は、施設が供給する水道水から国の基準値を超える有害物質「六価クロム化合物」が検出されたことを受けた対応。六価クロムを除去できる装置をメーカーから借り受け、9月中の設置を目指す。水質検査の経費を含む事業費は602万円。貸与期間は1年間。年度をまたぐため、債務負担行為を設定した。

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