［ロッテルダム（オランダ） １０日 ロイター］ - サッカーの国際親善試合が１０日に各地で行われ、オランダは欧州選手権（ユーロ）前の最後の試合でアイスランドに４─０と圧勝した。
オランダは前半にシャビ・シモンズが先制点を決めると、後半開始早々にフィルジル・ファンダイクが２試合連続ゴールで加点。さらにドニエル・マレンらが２点を追加した。
快勝でユーロに向けて弾みを付けたオランダだったが、けがで状況が不透明だった司令塔フレンキー・デヨングのユーロ欠場が決定。今季、所属するバルセロナ（スペイン）で何度も足首を負傷していたデヨングは９日に全体練習に初めて加わったが、翌日の検査で医師から難しい状態と告げられたという。
ロナルド・クーマン監督はテレビ局のインタビューに「トレーニングのたびに足首に反応が出ている。そうなると、今後３週間は１００％のコンディションにはならないという結論を出さざるを得ない」と説明した。
デヨングも交流サイトで「欧州選手権に出られないのは残念だ。ここ数週間、できることは全てやったが、残念ながら足首にはもっと時間が必要だ。今はサイドラインからチームを応援する」と記した。
