貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

5月29日、研究センターで暮らす貴州キンシコウの「天天(ティエンティエン)」。(銅仁=新華社配信)

 【新華社貴陽6月11日】中国貴州省銅仁市の貴州梵浄山管理局野生動物救護センター(貴州キンシコウ研究センター)は1990年に設立され、貴州キンシコウのモニタリングや保護、治療、飼育・繁殖を担っている。

 センターは世界自然遺産に登録された梵浄山の麓に立地。自然環境下で救助、または人工繁殖で生まれた計9匹を飼育している。

貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

5月29日、研究センターで暮らす貴州キンシコウの「梵梵(ファンファン)」と赤ちゃん。(銅仁=新華社配信)

 貴州キンシコウは梵浄山のみに生息し、希少なことから89年に国家1級保護動物、2008年に国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に指定された。梵浄山国家級自然保護区管理局によると、保護区内の生息数は700~800匹だという。(記者/汪軍)

貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

5月29日、研究センターで暮らす貴州キンシコウの赤ちゃん。(銅仁=新華社配信)

貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

5月29日、研究センターで暮らす貴州キンシコウの「黔宝(チエンバオ)」と「団団(トワントワン)」。(銅仁=新華社配信)

貴州キンシコウを守る中国梵浄山麓の研究センターを訪ねて

5月29日、研究センターで暮らす貴州キンシコウの「健健(ジエンジエン)」。(銅仁=新華社配信)

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