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全九州高校大会は7~10日、北九州市の北九州メディアドームなどで自転車競技が行われ、長崎県勢は男子の4000メートル団体追い抜きで鹿町工が全国標準記録を突破する4分30秒712をマークして優勝を飾った。個人ロードレースの原和馬(鹿町工)も3位と健闘した。
県勢はこのほか、男子のチームスプリントで鹿町工が5位。スプリントで木竹賢心(佐世保北)が4位、松永琉泉(鹿町工)が7位、3000メートル個人追い抜きで山口大河(同)が5位に入った。松永はケイリンも7位だった。
◎標準記録を大きく突破 鹿町工
自転車の男子4000メートル団体追い抜きを制した鹿町工。全国標準記録の4分40秒940(電子計時)を大きく突破する4分30秒712をマークして、インターハイ切符を獲得した。豊岡監督は「出だしの入りと最後に粘れたのが良かった」と手応えを口にした。
県高総体の持ちタイムは出場全チームの中でトップだったが、本番は各校が好タイムを記録。最終組で焦りもあった中、近藤を中心に好スタートを切った。豊岡監督が「飛ばし過ぎ」と心配になるほどのハイペースなレース展開。終盤こそ1人が出遅れたものの、何とか踏ん張り、県高校記録を約4秒更新する好記録でゴールを駆け抜けた。
次に見据えるのは同会場が舞台となるインターハイ。豊岡監督は「最後に遅れなければ27秒台でゴールできたはず。夏に向けて安定感をつけていってほしい」と選手のさらなる成長に期待していた。