「長期的にケアしてほしい」吉備中央町浄水場のPFAS検出問題 住民を対象とした健康影響調査に関する説明会【岡山】

岡山県吉備中央町の浄水場から有害性が指摘されている有機フッ素化合物・PFASが高い濃度で検出された問題で、昨夜(10日)、住民を対象とした健康影響調査に関する説明会が開かれました。

きのう開かれた説明会には円城地区の自治会長ら10人が出席し、健康影響調査の実施内容やスケジュールについて説明を受けました。調査は岡山大学を中心とした「健康影響調査の研究」として実施されるもので、健康状態のアンケートや、血液検査などを行います。血液検査については、早ければ今年の秋ごろから始まる見込みです。

(円城自治会 石川誠二会長)
「子供のいるところはこれから成長していくわけですから、そういったところで長期的にやっぱりケアしてほしいと」

調査の実施については、今回出席した自治会長らがチラシを配布し、住民に知らせるということです。

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