本物の電車を動かす! 都営地下鉄三田線で活躍した車両を使用した初企画 秩父鉄道が運転体験を実施 電気機関車の運転体験も 12日から募集開始

初めて運転体験が行われる5000系電車(秩父鉄道提供)

 秩父鉄道は7月11、12の両日、埼玉県熊谷市大麻生の広瀬川原車両基地で運転体験を実施。12日午前10時から7月5日まで、参加者を募集する。

 7月11日は、5000系電車の運転体験企画を初めて開催する。車両は都営三田線で活躍した後、1999年から秩父鉄道で使用。現在の鉄道車両はワンハンドルが主流だが、5000系はツーハンドルで、昔ながらの操作が体験できる。定員は午前10時~同11時半、午後3時~同4時半の回ともに先着4人。参加費は税込み3万6千円。

 7月12日には、4回目の実施となる電気機関車の運転体験を催す。電気機関車は石灰石を積む貨車をけん引するなど、さまざまな場面で使われている。定員は午前10時~同11時半、午後3時~同4時半の回ともに先着4人。参加費は税込み4万2千円。

 いずれも、対象年齢は18歳以上(高校生を除く)。秩父鉄道のホームページから申し込む。問い合わせは、同社グループ観光統括部(電話048.523.3313、平日午前9時~午後5時)へ。

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