岡山県精神科医療センターのシステム障害はサイバー攻撃 最大約4万人分の患者情報を流出 相談窓口を設置して対応

5月、岡山市の岡山県精神科医療センターでシステム障害が発生した問題です。センターがランサムウェアとみられるサイバー攻撃を受け、最大で約4万人分の患者の個人情報が流出した恐れがあることが分かりました。

(岡山県精神科医療センター/山田了士 理事長)
「深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

岡山県精神科医療センターによりますと、流出した恐れがあるのは患者の名前や生年月日、病名などの個人情報で、最大で約4万人分に上ります。

岡山県精神科医療センターでは5月19日にシステム障害が発生していて、その後、ランサムウェアとみられるサイバー攻撃を受けたことが分かりました。

そして、センターから相談を受けた警察が6月7日、個人情報の流出を確認しました。具体的な人数や内容は把握できていません。

これまでに患者側から被害の連絡はないということです。

センターは11日午後、電話による相談窓口を設けました。今後は最新のセキュリティー対策や職員教育を実施するなどして再発防止に努めるとしています。

●相談窓口

6月13日(木)まで 086-224-5051(受付時間 午前9時~午後5時)

6月14日(金)以降 0120-131-601(受付時間 午前9時~午後5時 土日祝含む)

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