経済アナリストの森永卓郎さんなどになりすましてうその投資話を持ちかけ、70代の女性から現金1000万円をだまし取った疑いで中国籍の男が再逮捕されました。
詐欺の疑いで再逮捕されたのは、東京都墨田区の会社役員で、中国籍の温焯麟容疑者（34）です。
警察によりますと、温容疑者は共犯者とともに、今年2月から3月にかけて、経済アナリストの森永卓郎さんなどになりすまし香川県内の70代女性に、SNSを使って、銀取引に投資すれば大きな利益が出せるなどのメッセージを送信し、投資するよう持ちかけ、現金1000万円をだまし取った疑いが持たれています。温容疑者は、現金取引業者を名乗って現金を受け取る役だったとみられています。
温容疑者は、現金を受け取ったことは認めている一方で「だましてはいない」と容疑を否認しているということです。
2月から3月にかけて、女性のもとには温容疑者以外の人物も数回訪れ、計5500万円だまし取られたということで、警察は共犯者がいるとみて、役割分担や金の流れなどを捜査しています。
温容疑者は、ジャーナリストの池上彰さんなどになりすましてうその投資話を持ちかけ、福島県いわき市の70代の女性から現金1000万円をだまし取った疑いで、今年5月に逮捕されていました。
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