ウシクに敗戦のフューリーが泥酔 警備員に連れ出され物議「負けを受け止められないのでは」

タイソン・フューリー(ロイター)

ボクシングの世界ヘビー級4団体統一戦でオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に敗れたタイソン・フューリー(英国)がパブで泥酔し、警備員に連れ出される事態となり話題となっている。

英国メディア「サン」は、フューリーが7日の夜にランカシャー州モアカムにあるパブで2人の警備員に外に連れ出される様子を報じた。映像では元ヘビー級世界王者が店内で泥酔。警備員に両脇を抱えられながら家に帰るよう説得されて外に出たが、路上でヒザをついてしまい、街灯に頭をぶつける様子が映し出されている。

同メディアは「推定3億ポンド(約600億円)の資産を持つ男は友人やファンとこの店でパーティーを楽しんだ。この店では午後11時まで飲み物がわずか2・5ポンド(約500円)で楽しめる」とカジュアルなパーティーだったと報道。「フューリーに近い情報筋によると、このファイターは1年以上飲酒しておらず、『2、3杯飲み過ぎて、体調もあまり良くなかった』と付け加えた」と、長く禁酒していたことを伝えた。

SNS上では「フューリーはまだウシクに負けたことを受け止められていないのでは」「敗戦は間違いなく痛手だった」「早く立ち直りますように」「再戦に向け酒をやめるべきだ」と心配の声が上がっている。

12月にウシクとの再戦が予定されている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社