永野芽郁、赤血球役オファーに戸惑い「理解できなかった」 佐藤健とは朝ドラ以来、6年ぶり共演

製作発表会に登場した永野芽郁【写真:ENCOUNT編集部】

武内監督は絶賛「永野さんの細胞役、完璧だった」

俳優の永野芽郁、佐藤健が映画『はたらく細胞』でダブル主演を務めることが11日、わかった。永野が赤血球役、佐藤が白血球役を務める。メガホンをとるのは『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』などの武内英樹監督で、公開は今年12月に予定している。

『はたらく細胞』は、シリーズ累計1000万部突破の清水茜氏による人気漫画。人体で動く細胞を擬人化し、彼らが病原菌と戦う姿を描く。2018年にはテレビアニメ化されたほか、小説や舞台も制作。実写映画化は、今年3月に発表されていた。

同日、都内で製作発表会が開催。永野はオファー時について「マネジャーさんが、『永野さんに赤血球役がきています』と言われて、どういうことなのか理解できなかった」と戸惑いがあったことを告白。「でも、赤血球を演じるのは最初で最後になるなって思ったので、うれしく楽しみにしていた。細胞役だけどやっていることは、普段の演技と変わりがない。それでも世界観が違うので、いつも以上に楽しくやれました」と声を弾ませた。

佐藤とは、自身がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018年前期)以来の共演となった。佐藤は撮影を振り返り、「赤血球役は永野さん以外に、ものすごくたくさんいて、それぞれに個性がある。それでも永野さんは大衆にいてもすぐわかる。これが華か……と思った」とコメント。永野は「健さん、褒め上手なんです。ありがとうございます」と照れくさそうにほほ笑んだ。

武内監督からは「永野さんの細胞役、完璧だった。どこで役作りしたのか。自分の身体に聞いたの?」とユーモラスを交えて演技を絶賛される場面も。永野は「何言っているんですか(笑)」とツッコみながら「原作も読んでアニメも何回も観ました」と役作りを語った。

この日、タテ4ミリという超マイクロサイズのポスタービジュアルもお披露目された。報道陣1人ひとりに顕微鏡が用意され、覗き込むと永野と佐藤が映ったポスターが確認できた。ポスターは近日、「世界最少マイクロポスター」としてギネス申請を予定しているという。佐藤が「ギネス初めてです。光栄です」と語ると、永野も「私も初めて!」と興奮した様子で話した。ENCOUNT編集部

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