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維持や管理の手間がかからない植え込みとして、街路樹などに活用されている馴染みの植物「シャリンバイ」。白い小花が咲き誇る姿も美しいのですが、今回はピンク色の花を見かけました。見とれるほど素晴らしい花姿でした。
一方、同じような意味あいで、植え込みとして活用されている「キョウチクトウ」も、今年もとても美しいお花を開花させてくれています。似たような活用方法をされていますが、「天使」と「悪魔」くらいに、違う点もありますよ。気をつけたいのは、どっち?
プチっとまとめてご紹介します。
■この植物は「シャリンバイ(車輪梅)」、写真は、ピンクのお花を開花させる品種です
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シャリンバイは、バラ科シャリンバイ属の常緑樹です。
潮風や大気汚染に強いため、街路樹や公園樹として利用されます。丈夫な性質から、道路沿いの目隠しや植えつぶし、高速道路の中央分離帯など、維持管理の手間がかからない場所に植えられることが多いです。
花がウメに似ること、枝葉が車輪状に生じることからシャリンバイ(車輪梅)と命名。樹皮や材にはタンニンを含み、樹皮から作る褐色染料は奄美大島の大島紬に使われたりするそうですよ。
■シャリンバイの全般の花言葉は「そよ風の心地よさ」「愛の告白」「純真」
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シャリンバイの開花は5月~6月頃、品種によっては、少し違ってきたりもしますが、5月頃には開花したお花を見ることができますよ。直径1~1.5cmほどの白い五弁花が円錐状に集まって枝先に咲き、微香を放ちます。撮影時期は5月です。
写真のピンクのシャリンバイは、おそらく、ヒメシャリンバイです。葉は小型(長さ2~3cm)の品種で、ピンク花の花が咲くものです。
ピンク色のシャリンバイには、他にも、ベニバナシャリンバイなどもあります。
白いものしか知らなかったので、ピンク色の品種がこんなにも美しいものなのかと、写真撮影を始めてしまいました♪
■似た活用方法をされている、こちらの植物は「キョウチクトウ(夾竹桃)」です
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キョウチクトウもピンクや白の花を咲かせ(黄色もあり)、大気汚染に強いため、都市部の公園や道路沿いに植えられることが多い植物です。ただし、こちらは全ての部分に毒性があり、摂取すると致命的になることがあります。特に子どもやペットが誤食しないよう注意が必要ですよ。
キョウチクトウの花言葉は「注意」「危険」「用心」です。
『悪魔』と表現すると、「キョウチクトウ」には、気の毒な気がしますが、猛毒があるので、そう呼んで印象づけるのも良いような気がします。
■安全性を重視する場合は「シャリンバイ」が適しています。毒性がなく管理も容易なため公共の場所や家庭での利用に安全です
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「キョウチクトウ」も魅力的ですが、全ての部分に猛毒が含まれているため、特に子どもやペットがいる場所では慎重に取り扱う必要があります。どちらも美しい花を咲かせ、都市環境に適していますが、安全面ではシャリンバイがお勧めです。
■ピンクの小花が沢山開花して、うっとりさせてくれましたよ
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シャリンバイは「そよ風の心地よさ」「愛の告白」「純真」など、ロマンチックな意味を持ち、恋愛の告白にも使えそうです。街路樹としてだけでなく、観賞用としても植えられ親しまれています。
花姿を見つめると、天使が魔法をかけたかのような「そよ風の心地よさ」を感じることができるでしょう。
この情報が誰かの助けや喜びになりますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
暮らしニスタ/ハッピー(小寺 洋子)さん