佐藤健、映画『はたらく細胞』に『るろ剣』スタッフ加入提案 アクションに妥協なし「メリハリついて面白い」

製作発表会に登場した佐藤健【写真:ENCOUNT編集部】

永野芽郁も佐藤のアクションに「キュン」

俳優の永野芽郁、佐藤健が映画『はたらく細胞』でダブル主演を務めることが11日、わかった。永野が赤血球役、佐藤が白血球役を務める。同日、都内で製作発表会が行われ、主演の2人が作品について語った。

『はたらく細胞』は、シリーズ累計1000万部突破の清水茜氏による人気漫画。人体で動く細胞を擬人化し、彼らが病原菌と戦う姿を描く。2018年にはテレビアニメ化されたほか、小説や舞台も制作。実写映画化は、今年3月に発表されており、待望のキャスト解禁となった。

佐藤は「この話を早くしたくてうずうずしていた。笑って泣けるエンターテインメントを楽しみながら、理科の勉強もできる。孫に見せたい。白血球を演じるために俳優を頑張ってきたんだと思える。集大成です」と胸を張り、「こういう作品がヒットする世の中であってほしい」と願った。

白血球役の佐藤には激しいアクションシーンもあるが、アクション監修は『るろうに剣心』シリーズでタッグを組んだ大内貴仁氏が務めているという。佐藤は「この作品のお話をいただいたとき、大内さんがいいと提案しました。というのは、こういうすっとぼけた作品だからこそ、アクションは本格的なほうがメリハリがついて面白いと思っていた」と説明し、「『るろ剣』から時間が経ったけど、『るろ剣』以上のアクションを見せないと自分がやる意味ないなって。結構頑張ったんですよ? いいものができました」と自信をのぞかせた。

共演した永野は「前作(NHK朝ドラ)で健さんとご一緒したときアクションはなかったので、今回キレキレに動いていて、守ってもらう場面があったんですが全力で守る姿にキュンとしました」と佐藤のアクションに胸を躍らせていた。ENCOUNT編集部

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