松山三越がお中元ギフトセンター開設 日本の伝統や食文化に焦点、2700点取り扱い

松山三越のお中元ギフトセンターで商品を選ぶ来店客=11日午前、松山市一番町3丁目

 松山三越(愛媛県松山市一番町3丁目)は11日、お中元ギフトセンターを開設した。「みらいへつなぐ贈りもの」がテーマで、伝統文化や食文化を見つめ直したという。こうじを使った甘酒ゼリーやローストビーフのほか、東京国立博物館などとコラボレーションし、所蔵作品をデザインに盛り込んだ缶ビールなど約2700点を扱っている。

 地元商品ではそうめんやハウスミカン、じゃこ天などが例年人気。地酒「さくらひめシリーズ」など愛媛ならではの商品も並ぶ。

 家族らに贈る自宅用ギフトも充実させた。有名料亭の1人前弁当や、食べ終わった後も子どもが箱で遊ぶことのできる銘菓詰め合わせなど新しいニーズにも対応したという。

「エイエイオー」と声をそろえる松山三越の従業員ら。兼藤映社長(中央)らは中元商戦を涼やかに盛り上げようと浴衣姿で登場した=11日午前、松山市一番町3丁目

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