12人の職員が「受けた」と回答 佐那河内議員によるハラスメントを村が調査【徳島】

徳島県佐那河内村が、村議によるハラスメントについて職員を対象にアンケートを実施したところ、回答者の15.6%にあたる12人の職員が、ハラスメントを受けたことがあると回答していたことが分かりました。

アンケートは、県内のほかの自治体で議員のハラスメントが問題となっていたことなどから、佐那河内村が実態を把握しようと実施しました。

2024年、4月3日から10日まで全職員101人を対象に無記名で行われ、77人から回答がありました。

このうち、「ハラスメントを受けたことがある」と回答した職員は12人で、回答者の15.6%にのぼりました。

具体的には「書類不備により交付を断ると激怒して長時間高圧的な言動を繰り返した」といった事例や「できないというとしつこく恫喝された」などの事例が27件となっています。

この結果を受け、村では、6月3日議会に調査報告をするとともに、再発防止策を講じるよう要請を行っています。

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