中国の港珠澳大橋、端午節連休中の出入境者数と車両通行量が過去最高

中国の港珠澳大橋、端午節連休中の出入境者数と車両通行量が過去最高

港珠澳大橋。(ドローンから、珠海=新華社記者/鄧華)

 【新華社広州6月11日】中国では端午節連休(8~10日)に当たる8日から10日午後1時(日本時間同2時)までに、香港特別行政区と広東省珠海市、マカオ特別行政区を結ぶ港珠澳大橋を経由する出入境者数が延べ22万7千人を超え、車両通行量も4万2千台に上った。いずれも、開通後の端午節連休期間の最高記録を塗り替えた。同大橋出入境辺防検査站(出入境検査所)が明らかにした。

 珠海側の道路通関地を経由して3地域間を往来した香港、マカオナンバーの車両通行量は10日午後1時時点で2万7千台を超え、乗用車通行量の70.5%を占め、過去最高を更新した。香港、マカオからの訪問客数は16万4千人超と、前年の端午節連休期間の2.5倍に増えた。中でも、香港からの訪問客は12万5千人超で全体の54.7%を占め、最多だった。

 年初以降の出入境者数は1130万人を超え、前年同期の2.2倍に上り、香港・マカオナンバーの車両通行量は265万2千台に上り、月平均増加率は10%を超えた。

© 新華社