通水50周年を迎えた香川用水で伝統行事「水口祭」 讃岐平野に本格的な田植えの時期を告げる【香川】

讃岐平野に本格的な田植えの時期を告げる香川用水の水口祭(みなくちさい)が行われました。

今年、通水50周年を迎えた香川用水です。記念碑の除幕も行われました。水口祭は毎年6月11日、農業用水の取水量を3倍に増やす灌漑期にあわせて行われています。香川県に水を引き入れる東西分水工にお神酒が注がれると噴水を上げて配水の安全を祈願しました。

(香川用水土地改良区 五所野尾恭一理事長)
「香川の農業を本当に今からがんばってやっていかないといけない時期に来ておりますのでね。県民あげて香川の農業を盛り上げるようにやっていこうと思っております」

農業用水の取水量はきょう(11日)から約39万トンとなり、香川県内の8市6町の田畑を潤します。

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