流出した個人情報は最大で約4万人分です。岡山県精神科医療センターは、ランサムウェアとみられるサイバー攻撃により、患者の氏名や病名、住所などの個人情報が流出したおそれがあると発表しました。
（岡山県精神科医療センターの記者会見）「誠に申し訳ございませんでした」
個人情報が流出したおそれがあるのは、岡山県精神科医療センターの患者情報・最大で約4万人分です。情報には、患者の氏名や住所・生年月日病名などが含まれています。
発表によりますと5月19日、センターで電子カルテを含めた総合情報システムに障害が発生。その後、岡山県警などが調査したところ、ランサムウェアとみられるサイバー攻撃であると判明し、サーバー内の共有フォルダが抜き出されていたことが確認されました。
フォルダの中には、過去10年分の患者情報などの資料が保存されていたということです。サイバー攻撃を受けた原因としてセキュリティの脆弱性があったとしています。
県精神科医療センターでは、最新のセキュリティ対策などを講じ再発防止に努めるとしています。また現時点で被害報告はないということですがセンターでは患者などに謝罪や説明をするとともに窓口を設け相談を受け付けています。
【相談窓口】（午前9時～午後5時）
TEL 086－224-5051（～6月13日）
TEL 0120－131－601（6月14日～）
