岩手の食材の販路拡大目指し100社が出展 いわて食の大商談会 中国・東南アのバイヤーも参加

岩手の食を求めて海外も注目です。岩手県内の豊富な食材の販路を拡大しようと、国内外のバイヤーに商品の魅力を伝える商談会が11日、盛岡市で行われました。「いわて食の大商談会」は岩手県内の生産者や食品メーカーの販路の拡大を目指して開催されているもので、今年で14回目です。会場には100社が出展し岩手の恵まれた自然の中で育まれた新鮮な海産物をはじめ乳製品や肉、菓子といった加工品がずらりと並びました。今回初めて出展した普代村のマルサ嵯峨商店は、天然の生ウニや旬のすき昆布といった6品目を出品しました。西和賀町の工藤菓子店は地元産ワラビのデンプンを使った看板商品の「本返しわらび餅」など5品目を用意し、試食を勧めながら柔らかい食感の中に歯応えのある特徴をPRしていました。6月11日は申し込みのあった全国100社のおよそ380人のバイヤーが会場に足を運んだ他、県が招待した中国とマレーシア、シンガポールのレストランや小売店の関係者合わせて5人も県産食材に熱い視線を注いでいました。

この商談会では去年、およそ7割の出展者が契約を結んでいて、担当者は自慢の商品を熱心に売り込んでいました。

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