『シカゴ・メッド』から去ったキャスト、再出演する場合のシナリオを想定

2022年に米NBCの人気ドラマ『シカゴ・メッド』を去ったイーサン・チョイ役のブライアン・ティー。しかし本人はカムバックに乗り気のようで、すでにその場合のシナリオも思い浮かんでいるという。

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ウィルやエイプリルとともに病院の危機に駆けつける?

『シカゴ・メッド』でシリーズ当初からレギュラーを務め、『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』というフランチャイズ作品にもゲスト出演していたイーサン役のブライアン。7年以上出演してきた『シカゴ・メッド』からシーズン8途中で降板した後もエピソード監督として現場に戻っていたが、ゲストとして同役を再演する可能性はあるのだろうか?

「再び出演することについての話し合いはいつだってあるよ」と米TV Lineに話したブライアン。「面白いよね。僕が思うに『シカゴ・メッド』は毎シーズンちょっとした流動的な動きがあるけど、そんな中へ戻って監督としてキャストやスタッフのみんなと一緒に仕事をすることができた。そんな関係性にあるからいつだって話し合うことはできる。然るべき時、あるいは然るべき物語があれば、起こり得るかもしれないね」とコメント。

そんなブライアンの頭の中には、再出演が実現した際の筋書きに関するアイデアも浮かんでいる。「もしかしたら病院が助けを必要とするのかも。何か悲劇が起きようとしているみたいな、ある種の大惨事を描く感じかな。そんな事態を解決するために僕とかウィルとかエイプリルとかいった、かつていた面々が呼び戻されるんだ」と、なんとも魅力的なストーリー構想を明かした。

しかし当面は、監督としてのスキルアップに力を入れたいそう。これまで『シカゴ・メッド』で2度にわたって監督を務めたブライアンは、『シカゴ・ファイア』や『シカゴ P.D.』でメガホンを取ることに興味があるか聞かれると、「それがきっと次の目標になるね。何か決まっているわけじゃないけれど、僕の中ではそうなったらいいなと思ってる」と意欲を見せた。そして『シカゴ』ファミリーの仕事ぶりを絶賛したブライアンは、「『シカゴ・メッド』ではほとんどが室内だったけど、(『シカゴ・ファイア』と『シカゴ P.D.』の)彼らは屋外で撮影を行うから撮影するのがもっと大変だ。だから、ほかの作品を監督するならこれまで以上の挑戦になるだろうね」と続けている。

最近ではAmazon Prime Video(アマゾンプライム)の『エクスパッツ ~異国でのリアルな日常~』に出演し、ニコール・キッドマンと共演したブライアン。同じAmazonの犯罪アクションドラマ『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』シーズン3への出演が決まっているほか、自身のルーツである日本をテーマにしたアンソロジーシリーズ『The Scapegoat(原題)』をプロデュースするなど、俳優として以外の活躍の場も広げている。

『シカゴ・メッド』シーズン1~8はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line

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