子どもだけで海や川に行かないで! 松山西署などが園児対象に事故防止教室

寸劇を通じて水の事故の怖さを学ぶ園児

 海や川で遊ぶ機会が増える夏を迎えて松山西署などは11日、愛媛県松山市三津1丁目の三津浜港で水の事故防止教室を開き、地元の小富士保育園園児約50人が寸劇などを通じて、水辺の危険性や万が一の際の対応を学んだ。

 寸劇では男性署員2人が実際に物揚げ場の階段から海に落ち、手足をバタバタさせ溺れる子どもを演じた。園児たちが「助けて!」と声を張り上げると、駆けつけた署員が浮輪を投げ入れ救助。生活安全課員が寸劇を振り返り、子どもだけで海や川に行かないといった三つの約束を守るよう園児に呼びかけた。

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