元気いっぱいライオンの三つ子! とべ動物園、11日から一般公開

すくすくと育つライオンの三つ子=10日午前、県立とべ動物園

 愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)は10日、3月12日に生まれた三つ子のライオンを報道陣に公開した。短い足を懸命に伸ばして岩をよじ登り、母親リリ花(9歳)の尾をかんで遊ぶなど元気いっぱい。11日から一般公開する。

 三つ子は雄1頭と雌2頭。細かく切った鶏肉を食べて、誕生時に約1キロだった体重は現在推定12キロ、体長は40~50センチに成長した。

 10日、三つ子は母親の後を追って獣舎の外に出た。大型の草食動物に関心を示して崖すれすれまで走り寄ったり、草木をかんで感触を確かめたり。いたずら心全開で危険な遊びをしていると、リリ花がたしなめるように優しくほえる場面もあった。

母親リリ花のそばをついて回るライオンの子ども=10日午前、県立とべ動物園

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