森保ジャパンがシリアを圧倒して5-0完勝! 上田、堂安、相馬、南野弾などでゴールラッシュ、6戦全勝でW杯2次予選を終える

日本代表は6月11日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選でシリアとエディオンピースウイング広島で対戦。5-0で快勝を収めた。

ここまで2次予選を5戦全勝とし、すでにグループ首位での最終予選進出を決めている森保ジャパン。最終節となるシリア戦のシステムは3-4-2-1で、GKは大迫敬介、3バックは右から冨安健洋、板倉滉、町田浩樹、ダブルボランチは遠藤航と田中碧、ウイングバックは右が堂安律、左が中村敬斗、2シャドーは久保建英と南野拓実、1トップは上田綺世が務めた。

立ち上がりから主導権を握った日本は、13分に先制。左サイドを中村がドリブルで突破し、ふわりとしたクロスを供給する。競り勝った上田がヘディングで合わせると、ボールはクロスバーの下に当たり、ネットを揺らした。

さらに19分、中村が自陣左サイドから斜めにパス。これを中央で収めた久保が持ち上がり、右サイドに展開する。最後は堂安が鋭いカットインを見せると、ペナルティエリア右手前から左足でゴール右隅に決めて追加点を挙げる。

その3分後には、久保のパスがDFに当たり、コースの変わったボールがゴールに吸い込まれ、相手のオウンゴールで早くも3点差となる。

【動画】上田綺世のヘディング弾で森保ジャパン先制!
後半は中村を伊藤洋輝に代えてシステムを4バックに変更。押し込む時間が続き、53分には伊藤、57分には堂安が積極的にシュートを狙うも、フィニッシュの精度を欠いて得点には至らない。

それでも72分、鎌田のスルーパスに左サイドを抜け出した途中出場の相馬勇紀が、ペナルティエリア内で倒されPKを獲得。自らキッカーを務めた相馬が、これを落ち着いてゴール右に決める。

85分には南野が見事なコントロールシュートでチームの5点目を挙げ、森保ジャパンが盤石な試合運びで完勝。W杯2次予選を6連勝で終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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