2次予選は6戦全勝、計24得点で無失点の日本。盤石の戦いぶりも、森保監督は「最終予選はまったく別次元の戦いになる」と気を引き締める

森保一監督が率いる日本代表は6月11日、北中米ワールドカップのアジア2次予選・最終節でシリア代表と対戦。5-0で完勝を収めた。

日本は13分に上田綺世のヘディングシュートで先制。19分に堂安律が強烈なミドルシュートで追加点を奪取すると、22分に久保建英が相手のオウンゴールを誘う。73分には相馬勇紀が自ら奪ったPKを沈め、85分には南野拓実がコースを狙ったシュートでゴールラッシュを締めくくった。

試合後のフラッシュインタビューで、森保一監督は「エディオンピースウイングスタジアムにたくさんのサポーターのみなさんが来てくださったおかげで、選手たちは走りました。そして、テレビの前で応援してくださっている方々を含めて、多くの日本の方々が応援してくださったおかげで、選手たちが頑張ってくれました」と振り返る。

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2次予選は6戦全勝。計24得点で無失点。圧倒的な成績で最終予選進出を決めた。今回のシリア戦に関しては、「勝たなければいけない相手に、選手たちが準備の時から、当たり前のことを当たり前にやる、ハードワークして、試合でしっかりとチャレンジするということをやってくれた結果」と評する。

指揮官は続けて「ただ2次予選と、ここから始まる最終予選はまったく別次元の戦いになると思いますので、これまでやってきたことを積み重ねて、最終予選はさらに気を引き締めて戦っていきたいと思います」と話し、表情を引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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