「日本、イランとの対戦を回避した」韓国が中国に1-0勝利で“アジア3位確定”と地元メディアが安堵!最終予選での27年ぶり日韓戦は実現せず【W杯予選】

現地6月11日、アジア各地で北中米ワールドカップ・アジア2次予選の最終戦が開催され、日本はシリアを5-0で下して6連勝を飾った。同日にはグループCで韓国代表が中国と対戦。終始優位に試合を進め、61分にイ・ガンインが挙げたゴールが決勝点に。こちらも5勝1分けで最終予選に向けて首位突破を果たした。

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すでに最終予選進出を決めていた韓国だが、この試合ではソン・フンミンやイ・ガンイン、ファン・ヒチャンらほぼベスト布陣でスタメンを構成した。是が非でも勝ちたい理由があったからだ。

最終予選に進む18チームは6月27日の組合せ抽選会で3グループに振り分けられる。6月20日に更新されるFIFAランキングがポット分けに反映され、すでにアジア最上位の日本(18位)とイラン(20位)のポット1入りが確定。3番手が韓国(23位)で4番手がオーストラリア(24位)だが、この両チームのポイント差はなんと「0.06」しかない。アジア3番手を維持してポット1のシード権を得るためには、今回の6月2連戦で2連勝して逃げ切る必要があったのだ。

韓国メディア『聯合ニュース』は「韓国が中国に1-0で勝利…アジア3次予選(最終予選)での日本、イランとの対戦を回避した」と銘打ち、韓国がアジア3番手を手に入れる見通しだと報じた。韓国は前回4月のランキング時から2試合を消化し、シンガポール(7-0)と中国(1-0)を連破。一方のオーストラリアもバングラデシュ(2-0)とパレスチナ(5―0)に連勝しているが、対戦相手のFIFAランキングから韓国のほうがより多くのポイントを積み上げたとみている。アジア最終予選での日韓戦が実現すれば27年ぶりとなったが、復活はならなかった。

ワールドカップ本大会のアジア枠は「8・5枠」。最終予選は9月5日に開幕する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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