コロナ死亡率、宮崎県ワースト 23年、全国平均の1.9倍

 本県の2023年の新型コロナウイルスによる死亡率(人口10万人当たりの死者数)は58.7人で、全国で最も高かったことが厚労省人口動態統計(概数)で11日までに分かった。全国平均の約1.9倍で、感染力が強いオミクロン株が主流になって以降、2年連続で全国上位の高水準だった。専門家は「脆弱(ぜいじゃく)な医療体制を踏まえて検証、対策を」と指摘する。

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