【矢板】高校生有志の団体「YAITA ALL DIRECTIONS(ヤイタ・オール・ディレクションズ=YAD)」はこのほど、末広町の矢板ふるさと支援センターTAKIBIで、昨年に続き2回目の「高校生カフェ」を開催した。
まちの活性化や自分たちの「居場所」づくりを図りつつ、活動資金を確保する狙い。メンバー37人のうち矢板東、矢板両高の1~3年生男女14人が参加した。
地元食材を生かした手作りパンケーキとドリンクを販売。昨年の反省を踏まえて会計、調理、接客係の連携をスムーズに行い、味とともに約70人の来客から好評だったという。
今回の収益金は12月に市内で開催を予定するアウトドアフェスの財源に充てる。YAD代表の矢板東高3年大山成美(おおやまなるみ)さん(17)は「声をかけ合いながら雰囲気よくできた。1年生も積極的に動いてくれた。3年生最後となる夏のイベントで、今回の経験を生かしたい」と話していた。