中日・カリステ、4号V弾で連勝に貢献! 坂口氏「僕は打線の軸というかキーマンだと思っている」

◆ 高木氏「広島にいたソリアーノと被る。すごく可能性を感じる」

中日は4-0の完封勝利で2連勝。2022年から続いていた日本ハム戦の連敗を「6」で止めた。

先発の髙橋宏斗は立ち上がりから安定。1点を先制してもらった直後の4回は2四死球などで二死満塁としたが、7番・清水優心を3球三振に仕留め吠えた。7回は二死二塁で代打・田宮裕涼に右前打を許すも、右翼・岡林勇希が正確なレーザービームで二走・中島卓也の本塁生還を阻止。髙橋は7回3安打無失点の快投で救援陣にあとを託した。

打線は4回、1番に入ったオルランド・カリステが4号ソロを左翼席へ運び先制。1点リードの9回は途中出場・加藤匠馬の右前適時打で2点目を加えたあと、8番・田中幹也が2号2ランを左翼席へ運び4-0とリードを広げた。

救援陣は松山晋也と藤嶋健人が1イニングずつ無失点。完封リレーで2連勝とし、7回無失点の先発・髙橋は無傷の3勝目を手にした。

11日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、決勝アーチを含む3安打1打点をマークしたカリステの活躍に注目。番組MCの高木豊氏は「やっぱりカリステ!」と賞賛の声を挙げ、今季の打率が.309までアップし、直近4試合で打率.563(16打数9安打)と打ちまくっている2年目助っ人の活躍ぶりを称えた。

高木氏は共演者の坂口智隆氏に「ずっと使ったらどうですかね?」と質問。意見を求められた坂口氏は「僕は打線の軸というかキーマンだと思っているので、ずっと出たら活躍してくれると思う」と太鼓判を押した。

高木氏は、カープアカデミー出身で1996年からの2シーズン広島でプレーし、1999年以降はヤンキースなどで活躍したメジャー通算412本塁打のアルフォンソ・ソリアーノ氏の名前を引き合いに出し、カリステについて「広島にいたソリアーノと被る。すごく可能性を感じる」と絶賛。広島時代のソリアーノを知る齊藤明雄氏も「(日本でプレーしていた期間は)ソリアーノよりもいい」と、カリステの能力を高く評価した。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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