ウィル・フェレルとバッド・バニー、新作アニメーション映画の製作へ

ウィル・フェレル(56)とバッド・バニー(30)がアニメーション映画『ドロップス』でタッグを組むことになった。ハリウッド俳優のウィルとグラミー賞受賞歴のあるラッパーのバッドが現在、パラマウント・アニメーションによる同新作に取り組んでいるという。

同社のラムゼイ・ナイトウ社長は、ウィルが指揮をとり、バッドがエグゼクティブ・プロデューサーを担うことを公表、同映画は「超非日常的な状況に置かれた現実の子供たちを描いた、我々のET」と説明し「ファッション性を取り入れた」ストーリーで、子供と家族の両方にとって「文化的なメッセージ」となるだろうと語ったことを、バラエティ誌が伝えている。

『シャーク・テイル』『モンスターVSエイリアン』『名探偵ピカチュウ』などで知られるロブ・レターマンが監督を務め、脚本家のアイク・ホルターと共同で脚本を執筆する。

ナイトウ社長はまた、「トランスフォーマー/ONE」「スマーフ」「パウ・パトロール3」などのシリーズ作品に加え、「白鳥の湖」の映画化や、宇宙盗賊になった子犬が地球に捨てた家族のもとに戻ってくるSFコメディ『ムットニク』、王女が王国を救うために黙示録的なバイカーと手を組むという「おとぎ話を破壊する」ような物語の『ワンス・アポン・ア・モーターサイクル・デュード』などの数々のオリジナル作品に着手していることも明かしており「私たちは、世界中の子供たちや家族に届くような、本当に親しみやすく、幅広い多様性を感じさせる映画を作りたいと思っています」と語っていた。

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