エリック・テン・ハフ監督が、次のシーズンもマンチェスター・ユナイテッドを率いるようだ。イギリスメディア『BBC』など複数のメディアが報じている。
マンチェスター・ユナイテッドは、テン・ハフ監督を続投させることを決めたようだ。同監督は2022年5月に監督に就任し、2022－23シーズンはプレミアリーグ3位でシーズンを終え、カラバオカップ優勝というタイトルを獲得した。
就任2年目となった2023－24シーズン、マンチェスター・ユナイテッドはUEFAチャンピオンズリーグ（CL）に出場するもグループステージ最下位で敗退し、プレミアリーグ38試合を戦って18勝6分14敗でリーグ8位という成績で終えた。
リーグ戦14敗、リーグ戦57失点、リーグ8位という成績は、いずれもプレミアリーグ発足後ではクラブワーストの記録だ。しかし、FAカップ決勝では“宿敵”マンチェスター・シティを下して優勝し、テン・ハフ監督は2シーズン連続でクラブにタイトルをもたらした。
これまで、新監督の候補として様々な名前が挙がっていた。2023－24シーズン限りでバイエルンを退団したトーマス・トゥヘル氏は、ジム・ラトクリフ氏と話し合いを行ったと見られているが、新監督の候補から外れたという。また、イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督は、招へいが困難ということで見送られた。
また、マンチェスター・ユナイテッド上層部とテン・ハフ監督は、2025年6月までとなっている同監督の契約を延長する方向で話し合いを進めているという。
