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「海賊王(かいぞくおう)におれはなる!」-。人気漫画「ONE PIECE(ワンピース)」を題材に、子どもたちが将来の夢について考える「Meet the ONE PIECE47 ワンピースの時間」が11日、長崎市西北町の市立西北小(江原芳樹校長、512人)であった。4年生約30人がそれぞれの夢を表現した「海賊旗」を作った。
ワンピースを連載中の「週刊少年ジャンプ」を発行する集英社などが、キャリア教育の一環として47都道府県で開き39番目。登場人物が海賊旗に夢をデザインしているシーンがあり、子どもたちにも夢を見える形で表現してもらおうと企画した。
数人ずつのグループを作った児童は、付箋に将来の夢を書き出したり、「みんなを笑わせてくれる」「いつも元気でやさしい」など、互いの長所を伝え合ったりした。この後、海賊旗の下地となる黒い布にカラフルなペンを使って、画家になりたい人は筆、医者の人は注射器といった夢に関連する道具を描き、オリジナルの海賊旗を作った。
はさみとくしを描いた山田結南さん(9)の夢は美容師。「授業を通して夢への思いがさらに強くなった。世界一上手な美容師になる」と話した。