ホタル観賞、宿泊客に癒し 松山・道後プリンスホテルが送迎プラン

ホテル宿泊客らがホタルと竹灯籠の光の共演を楽しんだ川の郷ホタルまつり=11日夜、松山市川の郷町(長時間露光で撮影)

 愛媛県松山市川の郷町で「川の郷ホタルまつり」が開催され、ホタルの光と竹灯籠のやわらかな明かりの共演が来場者を楽しませている。道後プリンスホテル(同市道後姫塚)は、会場までのバス送迎を組み込んだプランを販売。宿泊客は市中心部の人気観光地から足を伸ばし、自然の中で癒やしのひとときを満喫している。

 ホタルまつりを中心的に運営する竹山荘によると、10年以上前から開催。地域を活気づけようと、ホタルの時季に合わせ、福見川沿いに地元住民らが手がけた竹灯籠を飾る。今年は1600本のろうそくの火がともり、ゲンジボタルの光とともに幻想的な雰囲気を醸し出している。30日まで。

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