吉田ヒロ 高島屋大阪店でギャグアート展を開催「ずっとなんばの高島屋さんが夢でした」

新作絵画のアピールをした吉田ヒロ

吉本新喜劇の座員でお笑いタレントの吉田ヒロ(56)と酒井藍(37)とボンざわーるど(44)が12日、高島屋大阪店で開催中の「吉本新喜劇 吉田ヒロ ギャグアート展Vol.6と吉本新喜劇美術倶楽部」(12~18日)のアート展取材会に出席した。

吉田は2021年3月に初めて個展を開き、同店での開催は初。「ずっとなんばの高島屋さんでやらしてもらうのが夢でした」と声を弾ませた。以前、京都の高島屋で展示即売会を行った際に、その夢を語っており、ようやくかなった形だ。

売り場の担当者は「芸能人の展示即売会を1階のグッドショックプレイスで行うのは初めて。正面玄関入ってすぐのいい場所でしっかりやりたい」と期待を寄せた。

今後の目標について吉田は「あと2~3回は、ここでやらせていただきたい。心の余裕ができれば、海外」と意欲を語り、万博への作品展示については「言われれば参入しますけど、言われてないんです」とし、個展について「みんなの協力があってできた」と感謝を述べた。

代表作の「夢叶」について「コロナ禍中に描いたんですけど、1日9時間で2か月かかりました」と説明し、本作はピンクの像がメインのドット画で82万5000円する。「吉本興業が絡んでるんで1点1点高いです。お金持ちが来てほしいし、来たら買え!」と言い笑わせた。

同会場では、酒井藍ら「吉本新喜劇美術倶楽部」の作品も展示即売されている。「ギャグメインで描いたんで、ファンの人はビンゴ感覚で見ていただけたら」(酒井)、「3Dプリンターで作った作品。制作に1か月かかりました。スワロフスキーを貼るのに3日かかった」(ボン)。

会場では手ごろな価格の「芸歴40周年記念グッズ」も販売されており、開店45分後に最初の女性客がTシャツを買い求め、吉田はサインに快く応じていた。吉田は「開期中は、時間が許す限り会場に顔を出しますし、何か買っていただけたらサインも書きます」と笑顔で語った。

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